土地探しの方法としては、
●新聞折り込みチラシの不動産情報をチェックする
●専門雑誌やインターネット検索で探す
●地域の不動産会社に出向いて探す
など、いくつかの方法があります。
個人だけでは優良なものが見つけにくいので、親身になってくれる業者を探すこと、そして何よりも自分達の財産となるわけですから、土地に関する意識を高めていくことが一番大切なことと覚えておいてください。
実際、土地探しの段階で良い結果が得られず、疲れて夢も薄くなり挫折してしまうというお客様も少なくありません。不動産業者の力量もありますが、すべての要望を満たしたパーフェクトな土地はほぼないと思ってもいいでしょう。
将来をふくめて自分達の生活に本当に必要な家は何?そしてその家のプランが実現できる土地を探していくといった考えはいかがでしょう?そうすると大分と土地探しも楽しくなってきますよ!
土地を資産価値としてとらえ運用していきたい場合は土地探しが一番重要になりますが、お客様が必要としているのは最高の土地ではなく最高の住まいであり、生活していく上での価値観を高めていくことではないでしょうか。
「庭付き一戸建て」「車2台分の駐車スペース」「部屋は4LDK」・・チラシにもよくある典型的な理想の間取りプラン。土地付き住宅(建売り・売建てなど)はセット販売なので、土地が大きくなるほど価格も高くなり、それが業者にとっても理想です。しかし、家を建てる際の総予算は[家の建築費用]+[土地の費用]です。また、建てる家の大きさによって費用は上下しますが、土地の大きさの違いによる価格の上下は、家の建築の場合に比べ大きいです。 土地のことをあまり考えずに大きいものを選んでしまうと、予算上、家を建てるための費用を妥協することになってきます。土地ではなく、家で生活することが本質なので、建築費用を妥協してしまうのは好ましくありません。
狭小住宅を勧めているわけではありませんが、都市部だとどうしても狭小な土地に家を建てることが多くなってしまいます。そうなれば、建築家や住宅デザイナーなどが建物を有効利用するプランを立てることになります。下図はほんの一部ですが、家というものは限られた予算の中でも工夫次第でとても価値のあるものになっていくのです。
土地が狭くても、注文住宅などの柔軟なプランづくりで庭付き一戸建ても実現可能になります。発想の転換と、より家づくりを楽しむなら自分たちで庭のデザインまでもしてみたいですね。和モダンなダイニングBARにあるような坪庭など、ライティングで雑誌に載っているような家にしてみたいよね!
カースペースを家の中にとるといった大胆な発想で、Cさん一家の要望はクリア。実際マイカーをとても大事にされていて、リビングからの観賞用としてガラス張りで愛車を見ながら家族と生活をする方も最近はよく聞きます。ここでは照明や排気やセキュリティ面でプラン作りの力量が問われます。